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防音スタジオ

「好きなことに没頭できる場所」を暮らしの中へ。

一般的なマンションの天井高は約2.4~2.5メートルです。そこへ高性能な防音工事を施すと、天井高は約2メートル前後まで低くなることが多く、圧迫感が生じるだけでなく、音の響きにも影響を与えます。

パピルスなら、建物自体を3.5メートル以上の高さで自由設計できるため、高性能防音(Dr-65クラス)を施工しても、室内の天井高を約3メートル前後確保できます。

このゆとりある空間は、開放感だけでなく、音の響きにも優れ、ピアノやドラム、レコーディング、音楽制作など、本格的な音響空間として理想的な環境を実現します。

音楽制作、楽器練習、レコーディングスタジオ、配信ルーム、ゴルフシミュレーター、卓球、ダンス、フィットネス、バスケットボール、サッカーなど、多目的に活用でき、夜間でも周囲を気にせず快適に楽しめます。

提携防音会社
パピルスでは、豊富な実績を持つ防音専門会社と提携し、用途やご要望に応じた最適な防音空間をご提案します。

創和防音
音場解析と音響設計

神奈川営業所は、ライブハウスの設計からコンサート音響、レコーディング、映画まで、海外のトップアーティストとの経験も持ち40年以上携わる現役の音響エンジニア(ビーギルド)と提携を結んでいます。防音性能だけでなく、音場まで考慮したスタジオ設計を行い、音場測定を実施。周波数特性や残響時間、定在波などを解析しながら、最適な音響バランスを検証しています。さらに、十分な天井高を確保することで初期反射を抑え、録音・演奏・配信・レッスンなど幅広い用途に対応する、プロフェッショナルの要求にも応える自然で質の高い音場を実現します。

なぜ天井が高いと音が良くなるのか

天井の高さは、部屋の音質を左右する最も重要な要素の一つです。音響設計では、初期反射・定在波・室内容積・音圧分布など、複数の物理現象が関係しています。

① 初期反射が適度に遅れる
音速は約343m/s(20℃)です。天井が低い部屋では、天井からの反射音が約7ms程度で耳に戻りますが、天井が4m程度になると約16msまで遅れます。この時間差は、人間の聴覚が音を一つにまとめて知覚する**ハース効果(先行音効果)**の範囲内であり、直接音を損なうことなく、自然な広がりや奥行きを与えます。その結果、定位や音像が明瞭になり、録音やモニタリングの精度も向上します。

② 定在波が低い周波数へ移動する
部屋では音が壁や天井で反射し、特定の周波数で共鳴する定在波(ルームモード)が発生します。
基本周波数は f = c / 2L
で表され、天井高2.4mでは約71Hz、4.0mでは約43Hzまで低下します。つまり、天井が高いほど定在波の影響が低域へ移動するため、人の声や多くの楽器が存在する100〜500Hz付近への悪影響を軽減できます。

③ 室内容積が増え、自然な残響を作りやすい
残響時間はサビーンの式 RT60 = 0.161 × V / A (V:室内容積、A:総吸音力)
で表されます。容積が大きい空間ほど、吸音材や拡散材を組み合わせた音場設計の自由度が高まり、不自然なデッドルームではなく、自然で豊かな響きを実現しやすくなります。

④ 音圧分布が均一になる
天井が低い空間では、床と天井の間で反射が繰り返されるため、少し立ち位置を変えただけで低音が大きくなったり消えたりする現象が起こりやすくなります。一方、天井が高い空間では音エネルギーがより広く分散するため、音圧の偏りが少なく、空間全体で均一な音場を得やすくなります。

十分な天井高は、防音性能だけではなく、初期反射・定在波・残響・音圧分布といった音響特性を総合的に改善します。
そのため、録音スタジオやコンサートホールではもちろん、演奏・配信・レッスン・ホームスタジオにおいても、「天井高」は音質を決める重要な設計要素として重視されています。

2017 DEEN JAPAN PARADE 47〜絆〜 レコーディング(収録)担当
イメージ設計 Bee Guild